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Indrawati, I.*; 熊沢 蕃
JAERI-Research 2000-005, p.28 - 0, 2000/02
線量-反応関係の特性理解及び生物学的線量評価用の校正曲線作成法に役立てるため、染色体異常データの新たな解析法を示す。線形スケールと対数スケールを1つにしたハイブリッドスケールを用いると、通常方眼紙、2種類の片対数方眼紙及び両対数方眼紙を連続的に接続した1つの両混成方眼紙が得られる。この方眼紙を用いると、直線上に並ぶデータ点の傾向から、9種類の線量-反応関係のいずれで適合されるかが知られる。これらの適合モデルを総称してハイブリッドスケールモデルと呼ぶが、本報ではヒトリンパ球の染色体異常データにこれらを適用し、従来モデルの直線-2次式モデルよりもデータへの適合性が勝れていることがわかった。また、直線状校正曲線は推定精度上の利点があるため、これに適したモデルを調べたところ、ハイブリッドハイブリッドモデルがよいことがわかった。
小島 拓治; 田中 隆一; 森田 洋右; 瀬口 忠男
Appl.Radiat.Isot., 37(6), p.517 - 520, 1986/00
DL-アラニン線量計に線量計としての多様性をもたせるため、媒体にポリマーを検討した。エチレン-プロピレンゴム,ポリエチレン及びポリスチレンを媒体に選び、10-310Gyの線量範囲のCo線について、ポリマー-アラニン線量計の特性を調べた。ポリマーの添加によって、プレドーズは若干増加したが、線量応答は添加しないものと変らず、またそのばらつきは小さい。80C以上の温度では、数日間で線量応答は減少したが、通常の環境下ではよい安定性を示すことがわかった。